無垢材の家づくりは木材のこだわりからはじまる!最低でも3〜5年は寝かせる必要がある?

無垢材の家づくりは木材のこだわりからはじまる

皆さん、こんにちは!
横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建です!

自然素材の無垢材の家には、様々なメリットがあります。

無垢材の家は部屋の湿度や外気に応じて、室内の湿度を調節する機能があります。
例えば人が呼吸をするように、湿気が多ければ、木がそれを吸い込み、乾燥していれば木の湿気がそれを吐き出します。

しかし、無垢材は自然素材のため扱いが難しいことがネックです。
そのため、無垢材の家づくりをするためには、木材のことを熟知した職人の知識や腕が必要です。

今回は、無垢材の家づくりに必要な木材の特徴や用途によって使い分ける必要があることなどをご紹介します。

無垢材の家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。


以下の記事でそれぞれの木材について詳しく紹介しています。
無垢材の樹種にお悩みの方は、こちらもあわせてご覧ください。

▶︎「杉(スギ)」についてはこちら
▶︎「檜(ヒノキ)」についてはこちら
▶︎「松(マツ、パイン)」についてはこちら
▶︎「欅(ケヤキ)」についてはこちら
▶︎「栗(クリ、チェスナット)」についてはこちら
▶︎「楢(ナラ、オーク)」についてはこちら
▶︎「ブナ(ナラ、ビーチ)」についてはこちら
▶︎「桜(サクラ)」についてはこちら 
▶︎「檜葉(ヒバ)」についてはこちら
▶︎「メープル材」についてはこちら
▶︎「チーク材」についてはこちら
▶︎「タモ材(アッシュ材)」についてはこちら
▶︎「ウォールナット材(クルミ材)」についてはこちら

目次

無垢材とそれ以外の木材の違い

無垢材の家づくりは木材のこだわりからはじまる

木材の加工の種類には、無垢材・集成材・合板の3つがあります。
それぞれの特徴と違いをご紹介します。

無垢材

無垢材とは、接着剤を使わず自然の木をそのまま切り出した加工をしていない木材です。
無垢材は切り出したままの木材なので、品質にばらつきがありますが、一つ一つの木材の表情が豊かなのが特徴です。
木の香りや温もりを感じながら、時間の経過と共に色味や質感の変化を楽しむことができます。

集成材

集成材とは、h小さく切った木材を接着剤で張り合わせて作られた板状の材料です。
無垢材に比べるとコストを抑える事ができ、反りやひび割れが少ないのが特徴です。

合板

合板とは、薄くスライスした短板を接着剤で貼り合わせて作られた材料です。
多層に重ね合わせて、強度を向上させているのが特徴です。



無垢材とそれ以外の木材の大きな違いは、天然の木材を切り出して製造されているかどうかです。

無垢材には調湿機能があるため、周囲の湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥すると水分を放出します。
つまり、無垢材を使った木造住宅は結露が生じにくく、穏やかで快適な環境を保つことができます。
接着剤も使用していないので、お年寄りやお子様やペットにも優しいお住まいで安心して生活ができるでしょう。

無垢材は乾燥させてから材料にする必要がある

無垢材の家づくりは木材のこだわりからはじまる

木材に含まれる水分量は樹種によっても違います。
水分を含む割合のことを「含水率」と言いますが含水率を乾燥させて下げていくことで、木は強度も上がり変化にも強くなります。

12〜16%位が最適と言われていますが、そのような状態にするために、間に空気を通しながら保管して乾かしてから材料として使用します。

堅木と言われるブナ・ナラ・ケヤキなどは、最低でも3〜5年寝かせる必要があります。
水分が抜けていないと狂ってしまい、家がガタガタになりドアがずれて擦ってしまうなど不具合が発生してしまいます。

そのため無垢材のお家を建てるためには、木材をあらかじめ仕入れて、十分に乾燥させて材料として使用できる状態にしておく必要があります。

ヒノキやスギは比較的水分が抜けやすく、造作材として取り入れているお住まいが多いです。
国産の木材で比較的コストも抑えられるので、人気が高い木材の一つです。

しかし、無垢材を自社で管理・保管している工務店はほとんどないと思います。
もしここまで考えて行なっていたら、木の扱い方をしっかりと分かっている大工さんならではのこだわりと言えるでしょう。

用途によって木材を使い分ける

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無垢材の種類によって様々な特徴があるため、用途によって使い分ける必要があります。

例えば、水分が抜けやすく造作材として人気なスギは、国産の木で見た目も美しいのですが、柔らかい木なので傷がつきやすいので、木目の美しさを活かして天井など手の触れない部分に使用して、堅木と言われるヒノキを和室の柱や敷居に使用するのが主流です。

床材にはメープルやオークなど、硬くて傷がつきにくい樹種がおすすめです。

無垢材のフローリングはお手入れが大変なイメージがあるかもしれません。
実際には、乾いた布で乾拭きをしたり掃除機でチリやホコリを取り除くなど、お手入れ方法は一般的なフローリングとさほど変わりません。
汚れを防止したりツヤを維持するために、ワックスやオイルでメンテナンをする方法もあります。

無垢材の色味や質感は樹種によって異なるため、ご自身が好きな雰囲気やお部屋のインテリアに合うものを選んでいただくことはもちろんですが、それぞれの樹種のメリット・デメリットも併せて知っておくと、より後悔のないお家づくりができるでしょう。

無垢材の家づくりは木材の特性を理解している施工会社を選ぶ

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無垢材の家づくりをするためには、しっかりと乾燥させた無垢材の材料で施工する必要があります。

そのためには、木材の特性や扱い方を熟知した施工会社を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、本物の無垢材を知っている大工が施工しないと、木が暴れて段差や歪みが生じてしまうからです。
「本物の無垢材でこだわりのお家を建てたい」と考えている方は、後悔のない家づくりのために大工の実績や経験などを踏まえて施工会社を選びましょう。

お住まいは一度建てたら、納得いかないからと建て直すことはほとんどないと思います。
後悔のないお家づくりのためには情報収集も必要ですが、お客様に寄り添い豊富な知識と経験のある施工会社と出会う必要があります。

家づくりのことなら瀬沼住建へご相談ください!

今回は、無垢材のお家づくりに必要な木材の特徴や用途によって使い分けする必要があることをお伝えしました。

先述した通り、無垢材のお家づくりをするためには、十分に乾燥させた木材を使用し、用途に合わせて木材の種類を選択する必要があります。

カタログからこれとこれを使ってと選ぶお家づくりもありますが、無垢材のお家づくりはお客様とゼロから一緒に作り上げていくことがほとんどです。
同じ無垢材でも一つ一つ表情や質感が異なるので、世界で一つだけのオリジナルの空間を作り上げることができるのも醍醐味です。


瀬沼住建では、木材の特性を熟知した経験豊富な大工と一緒に、お家づくりができます。
オール無垢材の家からワンポイントで無垢材を使った家など、木を知り尽くした大工だからこそできるお家づくりがあります。

ヒアリングからご提案まで一貫して対応させていただきます!
工事中の疑問にもすぐにお答えできますし、変更点などにも臨機応変対応させていただきますので、安心してお任せください。

無理に営業することはございませんので「頼むかわからないけど話だけ聞いてみたい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

私たちが、理想の住まいを叶えます!

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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建代表、瀬沼 渡と申します。瀬沼住建では、理想の住まいを、手の届く価格でご提案、設計、施工しております。熟練の大工が、ヒアリングからご提案まで一貫して対応し、お客様の理想を形にするお手伝いをさせていただきます。一流の一級建築士による設計も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください!

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