ナチュラルテイストが好きな方におすすめ!滑らかな質感で清潔感のあるメープル材

皆さん、こんにちは!

横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建です!

メープル材は床材をはじめ、家具やまな板など幅広く使用されている木材です。

メープルというとあまりピンとこない方もいるかもしれませんが、樹液からメープルシロップやメープルシュガーが採れる、カエデ科の広葉樹全般を指します。主な産地はアメリカ北部やカナダで、アメリカ産のメープル材が日本へ輸入されることが多いです。ちなみに、カナダの国旗にはメープルの葉がデザインされていますね。

今回はメープル材について紹介していきますので、リフォームや注文住宅をお考えの方の参考にしていただけたら嬉しいです!

なお、以下の記事でも木材について紹介しています。
ぜひご覧いただき、良い住まいづくりの参考になさってください。

▶︎「杉(スギ)」についてはこちら
▶︎「檜(ヒノキ)」についてはこちら
▶︎「松(マツ、パイン)」についてはこちら
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▶︎「栗(クリ、チェスナット)」についてはこちら
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目次

メープル材とは?

メープルは冒頭でもお伝えした通り、カエデ科の広葉樹全般を指しております。日本で馴染みがあるのは、秋になると鮮やかに紅葉するカエデだと思いますが、同じようで同じではないのがメープルとカエデです。

メープル材には大きく分けて、ハードメープルソフトメープルがあります。


ハードメープルはその名の通り固さがあり剛性の高いものを指します。
メープルシロップが採取できることで有名な、シュガーメープルやブラックメープルなどがあります。

反対にソフトメープルは柔らかく軽いのが特徴です。レッドメープルやシルバーメープルなどがあります。

どちらも針葉樹に比べて耐久性が高いのも特徴です。耐久性については次の項目で詳しく説明していきます!

メープル材を使用する5つのメリット

メープル材は様々な用途で使われることが多い木材です。
建材に使用した場合どのようなメリットがあるのか紹介していきます!

①傷や摩耗に強く耐久性がある

先述した通りメープル材は広葉樹なので、スギなどの針葉樹に比べて傷や摩耗に強く、耐久性があります。その理由としては、細胞内の空隙(くうげき)率といって空気の隙間を占める割合が低く、密度が高いという特徴があるからです。温度や湿度の変化による変形リスクも低いため、日本の気候にも合っていると言えるでしょう。

②滑らかで肌触りがいい

ずっと触っていたくなるほど艶やかで滑らかな質感です。きめが細かく艶やかな光沢があり、滑らかな触り心地が特徴のメープル材は、毎日使用する家具や素足で触れる床板などにもピッタリです。

③清潔感のある色合いでお部屋が明るくなる

透明感があり乳白色に近く明るい色合いのメープル材。表面が白っぽいだけではなく、その透明感からお部屋が明るくなり、爽やかで清潔感のある印象を与えてくれます。明るいコーディネートにピッタリなので、ナチュラルなインテリアや雰囲気が好きな方におすすめです。他の樹種や素材とも比較的馴染みやすいので、お部屋のコーディネートもしやすく失敗しにくくなります。

④加工性が高い

ハードメープルはその頑丈な硬さ故に、やや加工しにくいのですが、ソフトメープルは加工性が高く細かなデザインを施したい場合に最適です。それぞれの特徴を活かして適材適所に使用することができます。


⑤経年劣化とともに色の変化を楽しめる

メープル材は年月が経つと透明感のある乳白色に近い色味から、黄味がかった飴色のような色味に変化していきます。
家族の成長とともに変化を感じることができるので、どこか感慨深さを感じることもできます。経年劣化や変化を楽しめるのが天然木材の醍醐味ですよね!

メープル材を使用する3つのデメリット

メープル材のメリットについてお伝えしましたが、もちろんメリットばかりではなくデメリットもあります。
お客様自身のお住まいに取り入れる際は、メリットとデメリットを知った上で慎重に選択していきましょう!

①輸入材が故に価格変動が激しい

昨今の円安の影響で物価変動が激しくなっていますが、メープル材に限らず輸入木材に関してもその影響を受けやすくなっています。ただし他の輸入木材(ブラックチェリー・ウォルナット・チーク等)に比べると価格的には抑えられるので、コストパフォーマンスは悪くないでしょう。

②冬場は冷たさを感じやすい

メープル材は密度が高いのですが、その特徴が故に熱を逃しやすくなり特に冬場には冷たさを感じやすくなります。
どうしても冬の冷たさが気になる方は、床暖房対応の床材を選ぶことも検討してみてください。

③日光による劣化が激しい

メープル材には、紫外線が当たる場所とそうでないとでは、経年劣化や経年変化による変色の仕方に違いが出やすいという特徴があります。これはメープル材に含まれるカテキンが、紫外線によって酸化してタンニンに変わり変色させてしまうからです。油分を多く含んでいるので使い込んでいくうちに艶感が増すという点もあるので、使用する場所に注意しながら、色の変化を楽しんで行けたらいいですよね!

メープル材は経年変化とともに飴色に変化していく?

先ほどからお伝えしている通り、メープル材は経年変化が起こりやすい樹種なので、時間の経過とともに色味が変わっていきます。多くの木材は日焼けや酸化などによる経年変化で、茶色に変化していきますが、油分を多く含むメープル材は自然な艶感を保ちながら、黄味がかった飴色のような色味に変化していきます。色味の変化も楽しめるのがメープル材の魅力でもあります!

メープル材を使用するおすすめな場所

子供部屋

丈夫で耐久性があり摩耗にも強いメープル材は、おもちゃで遊んだり走り回ったりする子供部屋の床材にピッタリです!また触り心地も滑らかなので、そのままお子様が寝転んでも、気持ちよくお昼寝できてしまうかもしれませんね!

部屋がパッと明るく見えて清潔感のあるお部屋にできるので、素敵な空間でお子様が楽しく遊ぶことができます!

キッチン

メープル材は爽やかで清楚なイメージもあるので、キッチンやリビングなどにもおすすめです!また、硬さを活かしてキッチンの床材にぴったりです!

傷やへこみにも強いので、キッチンでのお料理なども安心してすることができます。もし濡らしてしまっても、乾いた布で素早く拭き取れば問題ないので、あまり神経質になる必要はありません!

メープル材のメンテナンス方法

メープル材は日頃のお手入れをしっかりとすることで、綺麗な状態が長く続いてくれます。
習慣化するとそんなに大変なことではないので、溜め込まずに気づいた時にやるように心掛けるといいでしょう!

・清潔な乾いた布で毎日こまめに拭く
・飲み物などをこぼした時は、乾いた布で素早く拭き取りよく乾かす
・汚れが目立つ時には、中性洗剤を3〜5%に薄めたぬるま湯に浸した柔らかい布を、硬く絞って拭き取る

日々のお手入れを少しでも楽にするために、ウレタン塗装やUV塗装をする方法もあります。
頻繁に塗り直す必要がないのも魅力的です。
しかし、表面をコーティングしてしまうのでメープル材の滑らかな手触りなどが、変化してしまう場合もあります。
頻繁に塗り直しが必要ないとは言っても、15〜20年に一度は塗り直す必要があります。
そうなると古い塗装をしっかりと剥がしてからの作業になるため、それなりに大掛かりになってきます。

メリットやデメリットを理解した上で、ご自身にあったメンテナンス方法を選択していけるといいですね!

家づくりのことなら瀬沼住建へご相談ください!

今回はメープル材のメリットやデメリットなどを紹介しました。
メープル材は耐久性の高さ、滑らかな肌触り、清潔感のある色合いでお部屋を明るくしてくれます!
ナチュラルテイストなお家がお好みの方には特におすすめです!住まいづくりの際にはぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ただ、メープル材は比較的価格が高いため、コスト面も考慮して採用するか検討しなければなりません。
さらに、種類によっては加工の難易度も高いです。

木材のプロフェッショナル集団である瀬沼住建では、メープル材の施工実績も豊富にございます。
また、無理なく購入できる注文住宅、リフォーム・リノベーションをご提供するため、価格面においてもご予算内でできるプランを提案いたします。
大きな夢から小さなご希望内容まで、何でも私たちにご相談ください。

私たちが、理想の住まいを叶えます!

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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建代表、瀬沼 渡と申します。瀬沼住建では、理想の住まいを、手の届く価格でご提案、設計、施工しております。熟練の大工が、ヒアリングからご提案まで一貫して対応し、お客様の理想を形にするお手伝いをさせていただきます。一流の一級建築士による設計も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください!

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