無垢材のフローリングにあわせた無垢材の階段〜注意点とおすすめのデザイン〜
皆さん、こんにちは!
横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建です!
無垢材には様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
前回の記事で詳しくお伝えしておりますので、まだご覧になっていない方はぜひ一度ご覧ください。
前回の記事→「無垢材の家のメリット・デメリットとは?失敗しない理想の家づくりをするためのコツをご紹介します」はこちらです。
今回は無垢材のフローリングにあわせた無垢材の階段についてご紹介します。
階段にもいくつかデザインがあります。
お家の雰囲気やインテリアに合わせて、唯一無二の階段を取り入れてみてはいかがでしょうか?
おすすめのデザインや注意点もありますので、最後までご覧いただき良い住まいづくりの参考になさってください。
以下の記事でそれぞれの木材について詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。
▶︎「杉(スギ)」についてはこちら
▶︎「檜(ヒノキ)」についてはこちら
▶︎「松(マツ、パイン)」についてはこちら
▶︎「欅(ケヤキ)」についてはこちら
▶︎「栗(クリ、チェスナット)」についてはこちら
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▶︎「メープル材」についてはこちら
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無垢材の階段とは?
無垢材の階段とは、天然木から切り出した無垢材を使用した階段です。
無垢材を使用することによって、上り下りするたびに木の温もりや香り、足触りの良さを感じることができます。
そして何よりも、フローリングなどの床材にあわせることによって、統一感のある空間になります。
床材や家具をこだわるのと同じように、素材感を際立たせた唯一無二の階段で一気におしゃれな雰囲気になります。
また、無垢材は木が本来持つ調湿作用を発揮してくれるので、湿度は高い時は水分を取り入れて、反対に低い時には水分を放出します。
室内を快適な湿度で保つことでカビやダニ、ウイルスの発生がしにくい環境が期待されます。
見た目だけではなく、機能面でも無垢材の階段をおすすめします。
階段のデザインと特徴
階段の種類には、いくつか種類があります。
それぞれに特徴があり、印象や空間のデザインに違いが出てきます。
ここでは、片持ち階段・箱型階段・側桁階段・ささら階段についてご紹介します。
片持ち階段
片持ち階段とは、片方の壁で踏み板が支えられていて、壁から踏み板が突き出しているような階段です。
片方の壁で踏み板を支えているので、空間を広く見せる効果がありますが、壁そのものを分厚くして補強したり手すりを設置するなどして、安全性の確保が必要です。
箱型階段
箱型階段とは、名前の通り箱を積み重ねたような形をした階段です。
省スペースに収めることができ、階段下を収納スペースやトイレとして活用することも可能です。
立ち上がり部分の蹴込板の色味を踏み板と同色にするか、違う色にするかで雰囲気も異なります。
側桁階段
側桁階段とは、階段の上り下りの際に足をつける部分の踏み板を、桁(板)で両側から挟まれている階段です。
木造階段の中では最も標準的な形式の階段で、両側の壁に桁をつけるので安定感もあります。
玄関ホールや廊下に設置される、ホール階段などに採用されることが多い印象です。
ささら階段
ささら桁階段は、踏み板を下から桁(板)で支える構造で、壁に接していないのが特徴です。
デザイン性が高く、開放感のあるリビングに階段を設置したい場合に採用されることが多いです。
家族がリビングを通って2階に上がることで、日々コミュニケーションを図ることができます。
おすすめのデザイン
階段には、お家の1階と2階を繋ぐ大事な役割があります。
配置場所によってお家の雰囲気が変わってきますので、大前提としてお客様の好み・要望で選ばれるのが一番です。
おすすめとしてあげさせていただくなら、オープンタイプで光を遮らない開放感のある「ささら階段」です。
光はもちろんですが風も遮らないので、空気の循環も邪魔しません。
デザイン性も高くインテリアのアクセントになるので、一気におしゃれな空間になります。
圧迫感がないので、階段下のスペースにカウンターを設置したりして、ちょっとした作業スペースにすることも可能です。
オープンタイプで光を遮らない開放感のある「ささら階段」には、下記のようなデメリットもあります。
・冷暖房の効率が悪くなる
・音や匂いが気になる
・ホコリやゴミが下に落ちやすい
デメリットも理解した上で、ぜひ後悔のないお家づくりの参考にしてください。
設置する場所によっては施工できないデザインもありますので、希望のデザインがある場合は間取りなどにも注意しながらお家づくりを進めていきましょう。
ささら階段の注意点
ささら階段に無垢材を使用する際には、注意しなければならないこともあります。
まずは施工する側は、無垢材の取り扱い方に注意が必要です。
例えば、無垢材のケヤキで階段を作ろうとした時に、刻んでいるうちに曲がっていってしまって使えなくなる…
ということも実際にあったりします。
そのため、木材の状態を見極めながら慎重に加工していく必要があります。
特に階段に使用する際には、木の具合を見ながら狂わない木材を使用する必要があるので、木材の特徴を熟知した職人でさえも難しいと言えるでしょう。
無垢材の特徴として、木目や色に若干のバラつきが見られたり、どんなに狂いなく施工したとしても、乾燥による割れや反り・寸法変化が生じる可能性もゼロではありません。
階段を使用していて、「きしむ感じがする」など少しでも気になることがあったら、すぐに施工会社に相談することをおすすめします。
瀬沼住建での無垢材の階段を使用した施工例
以前、瀬沼住建で無垢材の家の注文住宅を建てられたお客様の施工事例をご紹介します。
写真左側が、階段のささらです。
右側の写真がこのささらを使用して施工した、ささら階段です。
無垢材の床とも相性ピッタリで、無垢材の素材感が際立ってとても素敵な階段に仕上がりました。
階段下にはカウンターを設置し、今ではちょっとした憩いの場や作業スペースとして活用していただいているそうです。
施工の様子などを下記のページにて詳しくご紹介しておりますので、ぜひ一度覗いてみてください!
無垢材を使った注文住宅 横浜市緑区H様邸はこちらです。
家づくりのことなら瀬沼住建へご相談ください!
見た目だけではなく機能面でも無垢材の階段は、こだわりのお家づくりにおすすめです。
素材感を際立たせた唯一無二の階段を取り入れてみてはいかがでしょうか。
瀬沼住建では、木材の特性を熟知した経験豊富な大工と一緒に、お家づくりができます。
オール無垢材の家からワンポイントで無垢材を使った家など、木を知り尽くした大工だからこそできるお家づくりがあります。
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