注文住宅購入時の土地選びのポイント7選!

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こんにちは!

横浜市で注文住宅の設計・建設を行っている、瀬沼住建です。

注文住宅を建てる際、最初に待ち受けているのが土地選びです。しかし、土地選びと一言で言っても、土地は広さも形も価格も千差万別です。

また、住宅の購入は一生の中でも一番大きな買い物とも言えます。何度も経験される方はそう多くはいないでしょう。

したがって、土地選びの際に「何を基準に選べば良いの?」「避けたほうが良い土地って具体的にどんな土地?」と迷われるのも無理はありません。

しかし、これから長期に渡って暮らしていく、大切なマイホームを建てる土地選び。後悔はしたくないですよね。

今回は注文住宅のプロである私たちが「注文住宅購入時の土地選びのポイント」を詳しくご紹介していきます!

後悔のない注文住宅購入のため、ぜひご参考になさってください。

目次

ハザードマップのチェック

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日本は、世界の中でも自然災害の多い国土となっています。集中豪雨による洪水や土砂災害、地震による津波など様々な災害リスクに備えるために、ひとつの指標となるのが「ハザードマップ」です。

ハザードマップとは、その地域にどのような災害の危険があるのかを示した地図のことを言い、対象となっている災害の種類は、洪水、津波、高潮、土砂災害、地震などです。地域によっては火山の噴火も含まれます。

ハザードマップは、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」から確認できます。

こちらのサイトでは「重ねるハザードマップ」と「わがまちハザードマップ」という2種類のマップを見ることができます。

重ねるハザードマップ

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引用:国土交通省 重ねるハザードマップ

重ねるハザードマップ」は、広域の地図で洪水、土砂災害、高潮、津波、道路防災情報、地形分類などの災害リスクに関わる情報をそれぞれワンクリックで確認したり、数種類の災害リスクを重ねて表示したりできます。

わがまちハザードマップ

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引用:国土交通省 わがまちハザードマップ

一方「わがまちハザードマップ」では、全国各地の自治体が公開しているハザードマップをまとめて検索することができます。トップページから都道府県や市区町村を指定する、あるいは地図上で選択することで、ポップアップで該当する自治体のハザードマップの一覧が表示されます。

わがまちハザードマップ」で調べられる各自治体のハザードマップは、PDFファイルで提供されていることが多いので、プリントアウトしたり、他の人と共有したりする場合にも利用しやすくなっています。

災害リスクを考える上での注意点

ただ、災害リスクを考える上で頭に入れておいていただきたい点がございます。目当ての土地の災害リスクをハザードマップを使って把握することはとても大切ですが、一方で、災害大国と言われている日本では、様々な場所で自然災害が起こります。

よって、100%災害リスクがない土地というのは存在しません。

例えば、気に入った土地が洪水のリスクがある土地だった場合、盛り土をして基礎を高くする、3階建ての家にして寝室を3階に設置して就寝中に被害に遭うリスクを減らす、などの対策を行うことも、注文住宅の購入では大切になってきます。

私どももその土地の災害リスクを考えた上での住宅づくりのお手伝いをいたします。不安な点は何なりとご相談くださいね!

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面する道路が私道なのか、公道なのか

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道路は私道と公道に分けられます。その違いは「誰が管理しているか」です。

公道は国や自治体が管理しているため、私有地と違って誰でも自由に通行できます。

一方、私道は文字通り特定の個人や団体が私的に所有・管理している財産となります。

そして、土地選びの際、気を付けて見ていただきたい点が「私道負担」です。

現在の建築基準法では「道路幅員は4m以上を確保する」という決まりがあります。よって、4m以上を確保できない場合は、土地の購入者が、土地の一部を道路としてお金をかけて整備しなければいけないのです。

例えば、30坪の土地を購入したとして、私道負担が10坪分あれば、その部分には建物を建てることはできないので、住宅に使用できるのは実質20坪分となります。一見、その土地の相場よりも安くお得に思える土地だったとしても、よく見ると私道負担が含まれている場合がありますので、事前によく確認しておくのが良いでしょう。

希望の家が建てられる土地かどうか

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家を建てるときによく確認しておいていただきたい点の3点目が「建ぺい率」「容積率」です。もしかしたらあまり聞き慣れないという方もいらっしゃるかもしれません。

注文住宅には「土地を買えば自由に家が建てられる」というイメージがあると思います。しかし、実は土地の面積に対して建てられる建物の大きさには、その場所によって上限が定められているのです。

土地を購入してしまってから「思っていたより建ぺい率が低くて、思っていた間取りの家が作れない」「3階建ての家にしたかったのに、容積率の上限に引っかかる」といった失敗をしないためにも、事前にしっかりと自治体や建築会社に確認をしておきましょう。

「建ぺい率」「容積率」について下記で詳しくご説明しますので、事前に頭に入れておいていただくと土地選びもスムーズになるかと思います。

建ぺい率について

まず「建ぺい率」は、建物が占める建築面積の割合のことを指します。自治体の都市計画課などで確認をすることができ、用途地域ごとに30%~80%の間で定められています。景観や住環境の良さが重要視されている地域では低めに設定されているのが特徴です。

容積率について

次に「容積率」は、敷地面積に対する延床面積の割合のことを指します。

「建ぺい率」が地面に接している部分のみのことを指すのに対して、「容積率」は2階や3階などの床の面積も含みます。

こちらも自治体の都市計画課などで確認をすることができ、用途地域ごとに50%~1300%の間で定められています。景観や住環境の良さが重要視されている地域では低めに設定されているのが特徴です。

ぜひ「希望通りの家が建てられるか」という視点からも土地選びをしてみて下さい。不安な点は何なりとご相談くださいね!

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ゴミ捨て場の位置のチェック

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私たちが生活していくうえで必ず付いて回るのがゴミです。

土地選びの際には、「ゴミ捨て場の位置」も確認しておきましょう。

こちらは、近い場合、遠い場合双方にメリット・デメリットがありますのでご紹介します。

会社に向かう途中でゴミを捨てられる場所が良いなど、生活パターンによって最適な距離があるかと思います。家族の生活導線を考えて選びましょう。

ゴミ捨て場が近い場合のメリット・デメリット

メリット

・雨の日やゴミの多い日、ゴミの収集日を間違えてトンボ返りしなければいけない時、ゴミ捨て場が近いと行き来が非常に楽

デメリット

・近すぎるとゴミが匂う

・風向きによっては家の敷地にゴミが飛んでくることも

・害虫、鳥獣のリスク

ゴミ捨て場が遠い場合のメリット・デメリット

メリット

・ゴミの匂いが家までたどり着かない

デメリット

・ゴミ出しが大変

また、稀に、古い住宅地に家を建てる際、昔からの住人が既存のゴミ捨て場を使わせてくれないといったトラブルがあります。

近所の人へ事前に話を聞くことが出来ればベストですが、難しい場合はハウスメーカーへ聞いておくのもひとつの手と言えます。

周囲の住民や環境の確認

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これから長期に渡って暮らしていく家ですから、周囲の住民がどういった人なのかはとても大切になってきます。

交通アクセスも良く、希望通りの土地にマイホームを作れたとしても、いざ暮らし始めてから近隣トラブルが起こってしまうと台無しですよね。

前述した、古くからあるゴミ捨て場を使わせてもらえないといったトラブルもそのひとつと言えます。

その他にも「隣がゴミ屋敷で、害虫や匂いに困るし火災も怖い」「路上駐車が頻繁にある」「騒音がすごくて眠れない」といったトラブルも見受けられます。

もちろん、住環境は引っ越しや都市開発などにより、時の流れと共に変化していくものなので、近隣トラブルを100%防ぐことは難しいといえます。

ただ、現時点での住環境を土地購入の前にチェックしておくのは、リスク回避のためには非常に有効です。

「この地域の土地購入を考えていて、地域のことについて知りたい」と、直接住民に聞き込みができると、その土地の近隣に暮らす人々の人柄だけではなく、実際の暮らしやすさや過去の災害の情報など、有力な生の声を聞けるのでおすすめです。

しかし、難しい場合はハウスメーカーへ聞いておくのもひとつの手といえるでしょう。

車の抜け道に隣接していないかチェック

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面している道路が公道か私道かなどは多くの方が気にする点かと思います。

しかし、土地選びの際に意外と盲点になりやすいのが「車の抜け道に隣接していないか」という点です。

幅の広い道路でも国道でもなく、さほど気にかけていなかった道路が、実は地元では有名な抜け道となっていて、通る車がスピードを出していて危ないし、音もうるさい…といったトラブルは実際によくあります。

車が頻繁に通る道路では、子どもの通学路としても不安ですから、土地購入の前にしっかりとチェックしておきたいですよね。

また、道路の交通量は、時間帯によっても変化します。

チェックする際は出来れば朝、昼、晩の3回、実際に現地へ見に行って確認できるとベストでしょう。

公園からの距離

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土地選びのポイント、最後は「公園からの距離」です。

土地選びの際、駅からの距離やスーパーからの距離を意識する人は多いものの、小さな子どもがいる家庭を除き、公園からの距離を意識することは少ないのではないでしょうか。しかし、公園からの距離の違いにより、住環境も大きく変わると言えます。

下記に公園が近くにあることによるメリット・デメリットを挙げていきますので参考になさって下さい。

公園と家が近いことによるメリット・デメリット

メリット

・子どもの遊び場として利用できるだけでなく、近所の住民とのコミュニティ形成にも一役買ってくれる

・基本的にひらけた場所なので、地震などの災害が起こった際に一時避難場所として使える

・公園の隣の土地の場合、遮るものが少ないので日当たりや風通しが良好。さらに公園の敷地に新たに建物が建つ可能性は他の土地に比べると少ないため、将来的にも日当たりが遮られる心配が少ない

デメリット

・不特定多数の人が訪れるので防犯面が不安

・人によっては音がうるさく感じる場合も

豊かな緑に囲まれて、思い切り遊べるなどのメリットと、騒音や防犯面の不安などのデメリットを比較し、自分のニーズに合った土地選びをされることをおすすめします。

まとめ

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注文住宅のための土地選びのポイントについてご紹介してきました。

土地選びは、早い者勝ちな側面もございます。いざ希望のエリアに良い土地が見つかったときに、落ち着いてスピード感を持って選ぶことができるよう、事前にチェックするポイントを頭に入れておくと良いかと思います。

しかし、気にしなければいけないポイントが多く、大変と思われた方もいらっしゃるかもしれません。それでしたら、優先順位を決めてここだけは譲れないといったポイントを明確化していただけると良いでしょう。

一生に何度もない、大切な土地選び。後悔のない選択のためにお役に立つことができれば嬉しく思います。

瀬沼住建は、お客様の家に対する想いを長年の大工経験をもとに形にいたします。

土地選びや家づくりで不安なことは何なりとご相談ください。


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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建代表、瀬沼 渡と申します。瀬沼住建では、理想の住まいを、手の届く価格でご提案、設計、施工しております。熟練の大工が、ヒアリングからご提案まで一貫して対応し、お客様の理想を形にするお手伝いをさせていただきます。一流の一級建築士による設計も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください!

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