初めて注文住宅を
ご検討される方へ
夢のマイホーム購入。新築か、中古か、建売か、注文住宅か、選択肢はたくさんありますよね。
ここでは、マイホームの購入を計画されている方や、注文住宅を購入されている方に向けて、あらかじめ知っておいたほうが良いことをご紹介します。
家の購入は、決して安い買い物ではありません。人生最大の買い物といっても良いでしょう。
家を購入後に後悔することがないよう、特に注文住宅で、『もっと早く知ってれば…』なんてことがないよう、大切なポイントをご説明します。
もっと詳しく知りたい!というご要望がありましたら、当社の60分無料相談をご利用ください。オンラインでのご相談も対応OKです。
家を購入する前に知っておくべきこととは?
まずは、家を購入する前に知っておくべきことの全体像、つまり地図を持っておきましょう。全体像が分からないまま、ここに調べても、後からわからないことはたくさん沸いてきます。全体像を知っておくことで、ご自身が何について理解していて、何について知っておかなくてはいけないかがわかると、とても検討しやすくなります。
大きく分けると、①『建物』についての知識、②『お金』についての知識、③『メンテナンス』についての知識の3つに分かれると思います。ただ、お客様は専門家ではありませんので、最低限、これだけは知っておいてください!というところをここではご紹介します。
どんなデザインが良いのか、今と将来の家族構成は?どんな設計、どんな材質を選べばいいの?などなど、詳しくご紹介します。
人生で一番高い買い物がマイホーム。お金の知識も最低限知っておくことで、『無理』も『損』もしない資金計画を立てましょう。
購入した家に住み始めてから出てくる問題もあります。家のメンテナンスで知っておくべきことをご紹介します。
まず、どんな家が欲しいですか?
マイホーム、特に注文住宅をご検討されている方は、『こんな家が欲しい』というイメージをすでにお持ちの方も多いかもしれません。『趣味を満喫できる家がいい』『自分のイメージを形にしたリビングにしたい』などなど、ご自身が欲しいイメージをどんどん具体的にしていきましょう。
とはいえ、イメージを形にするのは大変な作業です。まずは、絵で見て、こんな雰囲気がいいなぁ、というのを可視化してみませんか?
そして、イメージができたら、その理想をかなえるためには、どういう選択肢があるかを一つ一つ把握していくといいですよ。
セミオーダーの注文住宅
フルオーダーの注文住宅とちがい、ご用意した選択肢から選んでいただくスタイルの注文住宅です。フルオーダーの注文住宅と比べて、コストも抑えられますし、すべてを自分たちで決めなくても良いのが魅力です。当社ではHOMAシリーズでご用意しております。
フルオーダーの注文住宅
外観・設備・間取り・使用建材などすべて一から組み上げていくことができます。思い通りの家にすることができますが、打ち合わせも回数が必要ですし、セミオーダーと比べると費用も高くなります。ただ、強いこだわりがある方にはオススメですよ。
例えば、基本的にはHOMAの家で家の全体を決めて、リビングだけをフルオーダーに、なんてことも可能です。
例えば、趣味がサーフィンで、『玄関の横にシャワーつけたい』とか、一家団らんのリビングは、『無垢材を使ってリラックスできる空間を作りたい』などなど、ご予算や、ご要望に合わせて、ご提案、プランニングも致します。いろいろと迷われている方は、無料相談をご利用ください。
お金の問題は大丈夫ですか?
予算の考え方と資金計画
まずは基本的なこととして、家を購入する際にかかる費用の内訳として、大きく3つの費用が掛かります。①土地代 ②建物代(建築費) ③諸費用 の3つです。
ここで①と②は、想定されている方が大半だと思いますが、③諸費用については、割と後からになって発覚するケースも少なくないようです。
ここでは特に、③の諸費用についてを把握していただくとともに、資金計画についても基本的なところをご説明します。
注文住宅の際、かかる諸費用の相場としては、購入後の家具・家電購入、引っ越し代などまで含めると、①土地代+②建物代を合わせた総額の約10~15%前後です。
住宅購入の際にかかる諸費用
土地を購入するときの費用
売買契約手付金 | 土地を購入するときに支払う手付金(住宅ローンで補填可能) | 土地価格の10% |
仲介 手数料 | 不動産会社に支払う手数料 | 土地価格の3%+6万円+税 |
登記費用 | 所有権移転登記に必要な登録免許税 | 土地価格の1.5% |
印紙代 | 土地の売買契約書の印紙代 | 数万円 |
不動産 取得税 | 住宅用の場合は軽減措置がある | 原則、土地価格の4% |
※ 既に所有している土地に家を建てる場合は不要のものもある。 |
設計で必要な費用
印紙代 | 設計監理契約書の印紙代 | 1万円 未満 |
建築確認申請費用 | 建築基準法に適合しているかを審査する費用 | 数万~ 数十万円 |
建築工事の諸費用
地盤調査 | 工事前に地盤の状態を確認する費用 | 5~10万円程度 |
水道・ ガスの 引き込み | 水道管やガス管を敷地内に引き込む作業 | 30~50万円程度 |
印紙代 | 建設工事請負契約書の印紙代 | 2~6万円程度 |
登記費用 | 建物の所有権を登記する際の登録免許税 | 工事費の1~1.5% |
地盤改良(※) | 地盤調査の結果、地盤改良や補強が必要な場合にかかる費用。 | 1~2万円/㎡程度 |
解体費用(※) | 1 ~ 2 万円/㎡ | 2 万円/㎡程度 |
※ 地盤改良と解体費用は、不要の場合は除外。 |
住宅ローンの諸費用
ローン事務手数料 | 金融機関に支払う手続き費用 | 借入額の2.2% |
保証料 | 連帯保証人を立てない場合に保証会社に支払う | 借入額の 2% |
印紙代 | 住宅ローンの契約書に貼る印紙代。 | 2~6万円程度 |
登記費用 | 抵当権設定登記に必要な費用。+司法書士報酬 | 借入額の 0.1%+報酬 |
火災 (地震) 保険料 | 火災等の自然災害が発生した場合の保険料。 | 数十万円 |
※ 借入先により、条件が変わるものも一部あります。 |
その他の費用
庭等の 外構工事 | 数百万円 |
引っ越し費用 | 数十万円 |
建築中の 仮住まいの費用 | 現状かかっている固定費 |
家具・家電を そろえる費用 | 新規購入したいものの総額 |
これだけ様々な費用が掛かりますので、あらかじめ費用として想定しておかないと、後から予算オーバーになる可能性もあります。その結果、どこで予算を削るか、というと、家の建築費用しか削るところがありません。そして、結果として、注文住宅だったのに、どこか不満の残る家になってしまった…ということも起きうるのです。
注文住宅の資金計画を
考えるステップ
ご自身・ご家族のライフプランと、先々の資金をリストアップ
ご家族の年収から予算を立ててしまうと、先々出費が重なったときに生活が苦しくなるリスクがあります。そうならないよう、お子様の教育費や老後の資金まで視野にいれて検討する必要があります。
当店ではお打ち合わせの際に、独自のヒアリングシートをもとに、お客様の将来のライフプランから、資金計画を立て、いくらくらいの予算であれば無理がないか、というところまでお打ち合わせさせていただいております。
無理のない資金計画で予算を決める
自己資金はいくら用意するか、住宅ローンはどうするか、というところも検討する必要があります。
① 自己資金・・・住宅ローンなどの頭金と諸費用分です。土地代+建物代の2~3割程度、現金で払えるようにしておくと安心です。
② 住宅ローン・・・期間は仕事の定年退職までに完済が理想的です。また、月々の支払額は、年収倍率(支払の1年を年収で割ったもの)が30%以下になるのが望ましいとされています。
快適な家って、どんな家?
せっかくの注文住宅。誰しもが快適な住まいを思い描くことと思います。
しかし、それもこれも、知らないまま進めてしまうと、住み始めてから「想定していなかった不便」が発生することもあります。
快適な家を考えるときに、部屋の間取りやレイアウト、設備や導線、といったことは大切ですが、それと同じくらい大切なのが、『断熱性』『気密性』『防音性』などがあげられます。
想像してみてください。『デザインはおしゃれだけど、エアコンでなかなか温度が下がらない部屋』『冬場は暖房をつけても足元が寒い』というのを想像すると、断熱性や気密性の大切さに気が付くかと思います。
高断熱・高気密のメリット
屋内の温度変化が少ないため、
快適に過ごせる
断熱窓や断熱材を用いて高断熱にすることで、外気の影響を受けにくく、冬暖かく、夏涼しい家になります。またヒートショック(部屋の気温差による疾患)も予防できます。
ヒートショックを予防できる
ヒートショックとは、部屋の温度差で血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを言い、年間1万人以上の方がお亡くなりになられています。
冷暖房の費用を削減できる
エアコンの設定温度になりやすいことから、冷暖房の費用が削減できます。電気代が高騰している今は大きな差になりますよね。
高断熱・高気密のデメリット
空気がこもりやすいため
ハウスダスト対策が必要
高気密だと空気が循環しにくいため、空気循環への対策が必要です。第一種換気(給排気ともに機械式のファンによって行う方式)による24時間換気がおすすめです。
壁の内側や天井裏などで
内部結露が発生するリスク
断熱材を入れる際にすき間があると温度差が生じ、壁の中で結露が起き、カビなどの原因になります。隙間なく断熱材を施工できる高い技術力が必要になります。
断熱材、断熱窓などで
建築費が高くなる
断熱効果の高い建築資材は材料費が高価なものが多く、すき間なく断熱材を入れる高い技術力も求められるため、通常の住宅建築と比べて費用は高くなります。
高断熱・高気密の家でも、換気性能は高くできる?
高断熱・高気密の家のデメリットを解消するために、換気性能を高くすると、結局、断熱性、気密性も下がるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は高断熱・高気密の家のほうが換気性能を高くすることができます。
空気の取り込み口と、空気を吐き出す排気口をそれぞれ機械式のファンで行うことで、気密性が高いため、家の空気がきれいに入れ替わるようにすることができるのです。
また、空気を取り込むところに熱交換器を付けることで、室内の温度変化を抑制でき、高断熱・高気密を維持しながら、換気もバッチリの室内空間にできるのです。
断熱性や気密性は、『Q値』や『UA値』というの数値で図ることができます。それぞれ、断熱の度合いを示す数値で、低いほど良いといわれています。瀬沼住建のHOMAスタイルLSクラスは、第一種、24時間の換気システムと、トリプルサッシ、高性能断熱材を標準仕様とし、北海道でZEHを取得できるほどの高断熱・高気密(UA値0.46、Q値1.6)の家を建てることができます。
家を長持ちさせる方法と、
必要なメンテナンスとは?
マイホームを購入するということは、そこでずっと暮らしていかれる方がほとんどだと思います。家を建て、住み始めてから、10年、20年、30年・・・。
ずっと、メンテナンス不要の家なんてありません。都心の立派なオフィスビルでさえ、定期的なメンテナンスは必要です。
長持ちする家に必要なのは、大きな地震に負けない家と、防水性能のキープし続けることです。
当店で建てた家は、長持ちさせるために、万全を尽くすことはもちろんのこと、その後のメンテナンスやアフターフォローにも責任をもって対応させていただいております。
最高ランク『耐震等級3』
を実現する施工
全棟地盤調査を実施
どんなに高性能で、強い家を作っても、地盤が軟弱では意味がありません。強い家づくりの基本は、建物を支える地盤です。着工前には、必ず地盤調査を行い、もし地盤が軟弱な場合には、地盤改良工事を行います。
※ 地盤改良工事の費用は別途お見積もりとなります。
耐震性を高める基礎工事
耐震等級3とは、阪神淡路大震災クラスの地震の1.5倍の力でも倒壊しないレベル。設計段階で、建物の重心と剛心を近づけて、耐震性を上げるだけでなく、床全体を一体化する剛床工法などで地震に強い家を作ります。
※ お申込みプランにより、耐震等級は変動いたします。
地震衝撃を50%低減する
制震ダンパー
60年以上メンテナンスフリーの長期間安定使用可能な特殊素材(高純度アルミニウム)を使用した制震ダンパーを設置します。100万回以上の作動試験もクリアしているため、性能低下もありません。
※ HOMA制震ダンパーは、別途オプションとなります。
家を長持ちさせるメンテナンス
家にとって一番の大敵は雨などの水分です。水分が建物内に入ると、基礎の木材に湿気がたまり、カビが生えることもあります。また、シロアリによる劣化も発生します。シロアリは、湿った木材が大好物のため、壁の内側で基礎の柱を急速に劣化させていきます。
こんなことにならないよう、防水性能を維持し続けることが大切です。そのために、10年に一度は、外装のコーキング工事や、屋根・外壁塗装が必要になるのです。
HOMAの住宅では、有償にはなりますが、定期的なメンテナンスを実施させていただいた場合、最長60年の保証を行っております。
※クリックすると拡大できます。
【最後に】無料相談でプロと話してみよう
プロに聞くのが一番早くて、一番効率的です
例えば、自動車が故障したときは、自動車のメーカーや、自動車修理工場に聞けばすぐにわかります。しかし、自分で原因を調べるのは相当な時間と労力がかかります。
家のことは、家の専門家に聞くのが一番です。お客様からのご相談には、大工歴25年、現役の大工職人の瀬沼が対応いたします。
マイホームの購入は、一生で一番高い買い物です。無理に営業するつもりもありません。
お気軽にご相談ください。お客様のマイホーム選びの一助になれば、幸いです。
良くいただくご相談の一例
Qこの予算で、どんな家ができるのか知りたい
Q自分の希望を叶える注文住宅はいくらでできるか?
Q注文住宅と規格住宅の違いについて詳しく知りたい
Q見積りはどんな業者に依頼するべきか、意見を聞きたい
Q注文住宅はどこまで注文していいのか教えてほしい
Qどんな会社かどうか、一度話を聞いてみたい