神奈川県横浜市・無垢材を使った新築加工とローテーブル作成
皆さんこんにちは!
横浜市で注文住宅の設計・建設を行っている、瀬沼住建です。
今日は神奈川県横浜市のお客様よりご依頼いただいた、新築加工とローテーブルを作成した際の様子をお伝えします!
無垢材を使った新築加工の様子

こちらは神奈川県横浜市旭区にある、当社の資材置き場です。
ここで新築に使用する木材を事前に加工をして現場に持っていきます。
特に住宅街で加工をすると近隣の方にご迷惑をおかけする恐れがありますし、外では天候を気にしなければなりません。
資材置き場でプレ加工をして運べば、現場での作業効率も良くなるので、柱などはここで加工をすることが多いです。
木材や杉、ヒバなどを厳選して乾燥養生された角材を、柱や梁にするために職人が墨付けを行い、加工します。
墨付けは角材に直接どこにどのような穴を掘るか、どこを切るか、端の凸凹加工などの指示を書くことです。
今では珍しくなった大工の伝統技術です。

墨付けの通りに刻み(大工が木材を加工する)をしていき、カンナをかけてピカピカに仕上げます。
木の発注から加工し終わるまで、大体1カ月半かかっています。

こちらはリビングとダイニングの間に施工する強力棟を支える丸太です。
空間の大きさ、上に乗る強力棟の寸法やバランスなどを1mm単位で設計してあります。
端の部分はほぞと言い、2つの木材や石材を繋ぐ際の突起です。1本の角材からほぞまで作り上げるため、ほぞ穴にピッタリとハマるように加工するのは一発勝負であり、失敗は許されません。
当社、瀬沼住建はほとんど釘を使わない宮大工での経験が長いため、このような加工が得意です。
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こちらは和室に施工する床板(とこいた)で、床の間に張ます。
使用したのは桧の無垢材で、写真のように美しい木目が特長です。
耐久性が高いこと、殺菌力や抗菌力にも優れています。
更に収集効果やリラックス効果もあるので和室に選ぶことで落ち着ける空間になります。

和室に合うローテーブルを作成しました

和室の雰囲気に合う無垢材のローテーブルも作成してほしいとのご要望をいただいていました。
このように丸太から板状に切り出した一枚をそのままテーブルにするか、加工をするか、仕上がりイメージなどを相談して加工させていただくこととなりました。
一枚板はダイナミックですが、存在感が強くなりそうとのことで、ここからシンプルなテーブルに加工をしていきました。

お客様がご希望されていたサイズにカットし、カンナで少しずつ削ってヤスリがけをし、ウレタン塗料で塗装をしました。
ウレタン塗装はポリウレタン樹脂の塗膜で覆う方法で、傷や水に強く、日ごろのお手入れが簡単になります。
職人が作った世界に一つだけのローテーブルが完成しました。
当社、瀬沼住住建はお客様のお住まいに対する想いを長年の大工経験をもとに形にします。
無垢材を使用した注文住宅の他、家具のご注文もお待ちしています。
私たちが、お客さまの夢を叶えます!

施工中の様子

角材に墨付けをしていきます

墨付けの指示通りに加工をしました

一枚板からローテーブルへ加工しました