神奈川県横浜市|オシャレな造作階段|職人の手仕事で空間に馴染む仕上がり
皆さんこんにちは!
横浜市で注文住宅の設計・建設を行っている、瀬沼住建です。
今回は、「既製品ではなく、空間に合った階段をつくりたい」というご相談をいただき、造作階段の施工を行いました。
瀬沼住建では、注文住宅やリフォームに加え、無垢材を使った造作や細かな木工加工にも対応しています。
階段は日常的に使う場所でありながら、空間の印象を大きく左右する要素のひとつです。
今回は建物全体の雰囲気に合わせ、素材感や寸法にこだわった造作階段を施工する様子をご紹介します。
現地確認と設計|安全性と納まりを重視



造作階段では、施工前の現地確認と設計がとても重要です。
階高や踏み面(足を乗せる奥行き)、蹴上(段差の高さ)を確認し、昇り降りのしやすさと安全性を両立できる寸法を検討します。
写真のように、ささら桁(ささらげた:側板)には一段ずつ踏板を受けるための刻み加工を施します。
階段は建築基準法によって寸法の基準が定められているため、見た目だけでなく、安全性を確保した設計が欠かせません。
現場の状況に合わせながら、納まりや角度を細かく調整していきます。
ささら桁(ささらげた)、踏板(ふみいた)を丁寧に設置していきます


加工した部材を現場に搬入し、まずはささら桁の仮組みを行います。
床や壁のわずかな誤差を確認しながら、位置や角度をミリ単位で調整していく工程です。
その後、踏板(ふみいた/足を乗せる板)を一段ずつ取り付けていきます。
踏板には、ささら桁へ組み上げる前の段階で、あらかじめ手すり子(縦の柱)を取り付けています。
後から取り付けるよりも強度を確保しやすく、仕上がりもきれいになるためです。
造作階段の大きな特長は、現場で微調整しながら施工できることです。
既製品では対応が難しい部分も、現場の状況を見ながら仕上げていくことで、安定感のある階段に仕上がります。
段数が増えるにつれて、徐々に階段の形が見えてくる工程です。
▼作業の様子を動画でもご覧ください

空間に馴染む、造作階段ならではの仕上がり


踏板の厚みや木目の向きにも配慮し、階段そのものが空間の一部として自然に馴染むよう仕上げました。
無垢材ならではの素材感が、やわらかな印象を与えています。
「階段だけでも頼めるの?」とご質問をいただくこともありますが、今回のように部分的なご依頼も可能です。
瀬沼住建では、無垢材を使った注文住宅の施工も数多く手がけており、住まい全体との調和を大切にしています。
▼無垢材の注文住宅の施工事例はこちらから

また、階段のような建築の造作だけでなく、無垢材を使った家具製作など、細かな木工加工にも対応しています。
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私たちが、理想の住まいを叶えます!

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