神輿下駄を新しく製作|細部まで仕上げる宮大工の技術
皆さんこんにちは!
横浜市で注文住宅の設計・建設を行っている、瀬沼住建です。
今回は、地域の神社から「神輿を担ぐための神輿下駄(みこしげた)を新調したい」というご依頼をいただきました。
瀬沼住建は注文住宅やリフォームのほかに、社寺建築・宮大工の仕事も承っており、木材加工の精度や仕上がりの美しさには特にこだわっています。
今回の神輿下駄製作も、一つひとつ手作業で丁寧に仕上げました。
神輿下駄(みこしげた)とは?

神輿下駄(みこしげた)とは、神輿枕(みこしまくら)とも呼ばれ、神輿を担ぐ際に肩に当てる「木製の肩当て」です。
体格や担ぎ方に合わせて高さを調整でき、重さを分散しながら担ぎ手の負担を和らげます。
表面は手触りが滑らかになるまで仕上げ、身体に当たっても痛みが出ないよう角をやわらかく面取りします。
今回はロープがずれにくい張り出し(ストッパー)付きの下駄と、シンプルなストレート形状の下駄の2種類を製作しました。
瀬沼住建は注文住宅やリフォームのほかに、社寺建築・宮大工の仕事も承っており、木材加工の精度や仕上がりの美しさには特にこだわっています。
▼こちらもご覧ください:横浜市|神社の再建工事

荒木取りから加工へ|木目を見ながら慎重に形を整える



まずは木材を切り出し、神輿下駄として適した方向に木目が流れるように荒木取りします。
その後、鉋(かんな)やサンダーを使って全体の形を整え、肩に当たる面を丸く加工。
木肌を痛めないよう、削り・磨きを丁寧に繰り返し、滑らかな仕上がりにしていきます。
ロープ穴の加工と仕上げ|安全性と耐久性を両立

ロープを通す穴は、位置がずれると使いにくくなってしまうため、慎重に行います。
穴の内部も手作業で面取りし、摩擦でロープが傷まないよう配慮。
最後にロープを通し、結び目を調整して完成です。
木目の美しさを活かした仕上がりで、見た目も手触りも高品質な神輿下駄に仕上がりました。
瀬沼住建は宮大工の仕事だけでなく、一般のリフォームも行っています

瀬沼住建は、今回のような神輿の部材製作や社寺の修繕といった宮大工の仕事はもちろん、
日常の暮らしを支える一般住宅のリフォーム工事にも幅広く対応しています。
「技術が確かな職人に任せたい」「細かいところまで丁寧に施工してほしい」そんなご相談もお気軽にお問い合わせください。
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