セミオーダー住宅とは?メリット・デメリット、注意点を徹底解説!

皆さん、こんにちは!
横浜市の新築注文住宅・リフォーム・リノベーション工事専門店、瀬沼住建です!
マイホームを検討する際、「セミオーダー住宅」という選択肢を耳にしたことはありませんか?
注文住宅と建売住宅の良いところを組み合わせたセミオーダー住宅は、コストを抑えつつ自分好みの家づくりをしたい方に注目されています。
ただ、メリットだけでなくデメリットも存在し、事前に理解しておくことが理想の住まいを実現する鍵となります。
この記事では、セミオーダー住宅の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。どんな方に向いているのか、注意すべき点なども併せて紹介しますので、家づくりをご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
セミオーダー住宅とは

セミオーダー住宅とは、既に用意されている基本プランをベースに間取りや内装、外観デザインの一部をカスタマイズできる注文住宅を言います。
フルオーダーの注文住宅のようにゼロから設計する自由度はないものの、建売住宅よりは自分好みにアレンジできるというメリットがあります。
注文住宅・建売住宅との違い
フルオーダー・セミオーダーの住宅と、建売住宅にはどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
セミオーダーの住宅 | フルオーダーの住宅 | 建売住宅 | |
自由度 | 中程度(基本プラン内でカスタマイズ) | 高い(ゼロから設計) | 低い(完成済みの家を購入) |
コスト | 中間(フルオーダーより安価) | 高い | 低い |
工期 | 約3~6ヶ月程度 | 約6ヶ月~1年以上 | 即入居可能 |
完成イメージ | モデルハウスやプランでイメージしやすい | 完成までイメージしにくい | 実際の家を確認可能 |
上記のように、セミオーダー住宅はフルオーダーの自由度と建売の効率性をバランスよく取り入れた選択肢と言えるでしょう。
例えば、用意された間取りプランから選び、壁紙やキッチンのデザインをカスタマイズするという流れで住まいづくりを進めていきます。
セミオーダー住宅の5つのメリット
セミオーダー住宅にはコストや時間、品質の面で多くのメリットがあります。
以下に、代表的な5つのメリットを詳しく解説します。
①コストを抑えつつ理想の家を建てられる

セミオーダー住宅は、フルオーダー住宅に比べて費用を抑えられる点が大きな魅力です。あらかじめ規格化されたプランを基に設計するため、資材の調達や設計の手間が削減され、建築コストが下がります。例えば、30坪のセミオーダー住宅なら、1,000万円台後半~2,000万円台で建てられるケースも多く、フルオーダーより数百万円安くなることもあります。
また、基本プランに必要な設備や間取りが含まれているため、予算の大幅な変動が少ないのも特徴です。資金計画が立てやすく、無理のないローン返済で余裕のある暮らしを実現できます。
②打ち合わせの負担が少ない

フルオーダー住宅の場合は間取りや設備の細部まで自分で決めなければならず、打ち合わせに多くの時間と労力が必要です。一方、セミオーダー住宅は選択肢が絞られているため、決める項目が少なく、打ち合わせの回数も時間も抑えられます。忙しい方や家づくりに多くの時間を割けない方にとって、効率的に進められるのは大きなメリットです。
一例として、セミオーダー住宅の場合、間取りは数十種類のプランから選び、壁紙やフローリングはカタログから選ぶだけなので迷う時間が短縮されます。これにより、ストレスなく家づくりを進められるでしょう。
③工期が短い

セミオーダー住宅は規格化されたプランを基に進めるため、設計から施工までの期間が短縮されます。
フルオーダー住宅が6ヶ月~1年以上かかるのに対し、セミオーダー住宅は契約から入居まで3~6ヶ月程度で完了するのが一般的です。
そのため、お子様の入学時期や賃貸の更新に合わせたい方にとって、スケジュール調整がしやすいのは大きな利点でしょう。
④プロが設計した高品質なプラン

セミオーダー住宅の基本プランはプロの建築士やデザイナーが生活動線や収納量、採光などを考慮して設計しています。そのため、暮らしやすさや機能性が確保されたプランが多く、初めて家を建てる方でも失敗のリスクが少ない選択肢と言えます。
例えば、あらかじめ家族の人数やライフスタイルに合わせた間取りが用意されているケースが多いです。それから収納を増やしたり、ウォークインクローゼットを追加したりといったカスタマイズも可能です。
⑤カスタマイズ性がある

建売住宅では間取りやデザインがほぼ固定されているのに対し、セミオーダー住宅はある程度のカスタマイズが可能です。
外観はシンプルモダンや北欧風、ナチュラルなど複数のデザインから選べたり、内装の壁紙やフローリングの色を部屋ごとに変えたりできます。他にもキッチンの設備をグレードアップしたり、アクセントクロスを追加して個性を出したりと、自分の好みを反映できる点が魅力です。
セミオーダー住宅の3つのデメリット
セミオーダー住宅はメリットばかりではなく、懸念点もあります。以下のポイントを押さえ、総合的に判断されることをおすすめします。
①フルオーダーほどの自由度はない

セミオーダー住宅は基本プランを基にカスタマイズするため、フルオーダー住宅のような自由度はなく、特定の間取りやデザインが規格外の場合に対応できないことがあります。デザインや動線に強いこだわりがある方にとっては、制限がストレスになる可能性があるでしょう。
事前に業者にどこまでカスタマイズ可能か確認し、こだわりたいポイントが実現できるかチェックすることをおすすめします。
②特殊な土地に対応しにくい

セミオーダー住宅は一般的な整形地を想定して設計されているため、旗竿地や狭小地、変形地などの特殊な土地には対応できない場合があります。また、建築制限や建蔽率・容積率の制約がある土地でも、プランが適用できないことがあるのでご注意ください。
土地探しから始める場合は、セミオーダー住宅のプランに適合する土地かどうかを事前に確認するか、あらかじめ業者に相談するのがおすすめです。
③住みにくさのリスク

セミオーダー住宅は自由度が限られるため、あらかじめ設計されたプランでは住みにくさを招く場合があります。
例えば、吹き抜けがあることでエアコンの効きが悪くなったり、収納が不足している場合があるので、担当者との打ち合わせで提案された間取りが実際の生活に合うかどうかをよく相談しましょう。
セミオーダー住宅が向いている方
セミオーダー住宅は、以下のような方に特におすすめです。
・予算を抑えたい:注文住宅に憧れはあるが、フルオーダー住宅は予算が心配という方
・お忙しく、時間が限られる:仕事や子育てで家づくりに多くの時間を割けないが、ある程度自分の好みを反映したい方
・スケジュールに制約がある:入学や引っ越し時期に合わせて、短期間で入居したい方
・初めての家づくり:プロが設計したプランを基に安心して家を建てたい方。
細部までこだわりたい方や特殊な土地に住まいを建てたい方はフルオーダー住宅を検討したほうが良いでしょう。
住まいづくりで後悔しないためのポイント
セミオーダー住宅で理想の住まいづくりを実現するには、以下のポイントを押さえておきましょう。
①こだわりたいポイントを明確にする

家づくりを始める前に、ご家族で「何にこだわりたいか」「どこなら妥協できるか」を話し合っておくことをおすすめします。
例えば、キッチンのデザインを重視するなら内装は標準仕様を選ぶなど、優先順位をつけると予算内で理想に近づけることができるでしょう。
②土地の条件を確認する

特殊な土地に建てる場合、セミオーダー住宅のプランが適用できない可能性があります。
土地探しから始める場合はセミオーダー住宅に対応可能な土地かどうかを施工業者に確認しましょう。
③生活動線を意識する

見た目やデザインだけでなく、毎日の生活動線や収納量、採光なども考慮してプランを選びましょう。
モデルハウスがあれば実際の間取りを体感したり、施工業者のホームページの施工事例を参考にしたりすると、住みやすさがイメージしやすくなります。
④施工業者を慎重に選ぶ

施工業者によって、プラン数やカスタマイズの自由度、価格帯が異なります。対応の良し悪しも違うので、相談しやすい業者がおすすめです。ホームページやYouTubeを確認したり、担当者に詳しい話を聞いたりして、信頼できる業者を選びましょう。
また、実際に施工した方のインタビューや口コミを見るのも判断材料になるので確認してみてください。
注文住宅のことなら、瀬沼住建へご相談を!
セミオーダー住宅はコストを抑えつつ、自分好みの家を建てたい方に最適な選択肢と言えます。コスト面だけでなく打ち合わせの負担が少ない、工期が短い、完成イメージがしやすいといったメリットもあります。一方で、自由度の制限や特殊な土地への対応の難しさといったデメリットも存在します。セミオーダー住宅を選択する場合には総合的に判断されることをおすすめします。
また、家づくりを成功させるには、こだわりたいポイントを明確にし、信頼できる業者に相談をすることが何より重要です。
当社、瀬沼住建は無理なく、理想の住まいを叶えるご提案・施工を行っております。多数のラインナップからお選びいただける他、一級建築士が設計・プランニングをすることも可能です。どんな些細なことでもご遠慮なく、まずはお気軽にお問合せください。
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